ザ・ヴォルツ・コレクション の由来について

ザ・ヴォルツ・コレクションは、ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティの貴重なカスクから厳選された、最高級で最も希少なシングルカスクの商品です。 何十年もの間、慎重に熟成され、我々のカスクの中の宝物としてリリース致します。このコレクションの名前はエジンバラの港町リースにあるソサエティの本部である「ザ・ヴォルツ」から名付けられました。この建物は、スコットランドで最も古くから使用されている商業施設の一つで、飲料取引については12世紀にまで遡ります。

ザ・ヴォルツ・コレクションとは

そのウイスキーはソサエティの貯蔵するストックの中でも頂点にあるものを選択。我々の熟成庫で完璧な熟成となるまでボトリングされることは絶対にありません。ザ・ヴォルツ・コレクションの希少性は、それぞれのカスクが一生で一度きりという、ウイスキーの歴史そのものを体現しています。そのようなタイプのカスクは、時代が経つごとに我々は遭遇するのが難しくなっています。是非その体験をこのコレクションで感じて頂ければと思います。

1970年代～80年代蒸留の名だたるシングルカスクを発売してきたこの蒸留所から、1988年ビンテージが登場です。リフィルホグスヘッドで58.9％の度数と212本のボトリング本数、そして30年間の熟成。このスペックだけでも期待値を上げさせてくれる1本ではないでしょうか。砂糖入りのアーモンド、ブラウンシュガー、ジンジャービスケットと、テイスティングコメントを読むだけでもこの蒸留所の特徴をうまく伝えてくれるはずです。

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ソサエティとして1989年に初めてボトリング以降のリリースが非常に少なく、全体の僅か1％未満です。
スコットランドの作家ニール・ガンがこのウイスキーの特徴について「北部の強い特徴を認識できる」と述べている通り、若いころは肉々しく、ミドルエイジで豊かなフルーツ香を堪能し、長期熟成で味わいが完成する代表的な蒸溜所ではないでしょうか。インバーハウス社は昔ながらの製法にこだわり、60時間の長い発酵、木製のウォッシュバックにより多くのエステルな特徴を与え、工程プロセスにおける自動化をできるだけ制限することを好みます。今回のザ・ヴォルツコレクションは30年熟成、174本のボトリング本数。希少性だけではなく、手にした皆様へ高品質な味わいを十分に感じて頂けるはずです。

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力強さと繊細さ、その両面をもつこの蒸留所の味わいは多くのモルトドリンカーを唸らせてきました。ザ・ヴォルツ・コレクションからリリースされるこの最高級のレンジはバーボン樽で30年熟成されたのち、オロロソのホグスヘッド樽で追熟されたまさにソサエティのコンセプトに合致した長期熟成モルトに仕上がっています。

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