The Beachcomber 「大波」

2020年1月にリリースされる第6弾のブレンデッドモルトウイスキー The Beachcomber (ザ・ビーチコマー)。今回は誕生したコンセプトと、このブレンデッドモルトを高く評価する、マスター・ブランド・アンバサダーのジョン・マッチェイン氏に、その味わいの奥深さを聞いた。

The Beachcomber(ザ・ビーチコマー)とは

ザ・ビーチコマ―はザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティの第6番目のブレンデッドモルトスコッチウイスキーです。7年熟成のハイランドとキャンベルタウンのカスクを使用し、アメリカンオークの1st fill バーボンバレルで熟成させました。50%のアルコール度数で1999本のボトリング。もちろんソサエティのポリシーであるノンチルフィルター、ノンカラメルとなります。 ビーチコマ―は日本語では大波を意味し、まさに、その名の通りの味わいに仕上がっています。

ジョン・マッチェイン氏による評価

このビーチコマ―を特に高く評価しているのが、マスター・ブランド・アンバサダーのジョン・マッチェイン氏です。その理由を2019年11月パークホテル東京にて聞きました。
「程よいピートと海辺の塩辛さのニュアンスは私が大好物なフレーバー。 この味わいには甘さと胡椒のバランスがあり、ほんの少し注意を払う必要があるでしょう。加水しすぎると、そこから本来得られる味わいが少なくなると思います。辛味のある胡椒の味わいは徐々に塩味のキャラメルに変わり、まるでウイスキーをスプレーがけした、天然牡蠣のフィニッシュのようで、大変満足します」。

今回、特別に日本支部へリリースされるビーチコマ―のボトルにのみ、彼の直筆サイン入りにて販売。ぜひ生粋のグラスゴー人と味覚が合うかどうか試してみたい。

このボトルのフレーバー・プロファイル

ザ・ビーチコマーはソサエティのオイリー&コースタルフレーバープロファイルよってインスパイアをされています。我々はウイスキーの味わいを表現するためユニークなこの総称を使用しています。全体としてこのウイスキーの味わいのスタイルは「海岸近くに自生するハリエニシダに囲まれた砂丘の中で、暑く晴れた日を思い出させる。ボートの港、釣籠、塩辛い海のしぶき」とテイスティングノートに記載されています。

テイスティング・パネルのコメント

美しく、刺激的な香り!新鮮さ、日光、海岸、医療用バーム、白檀、ペトリコール、野生のハーブが混じり合っている。緑色、ワックス、古紙、海藻、そして複雑で香り高く、ミネラルも感じる。加水すると、沼地のギンバイカ、ヘザーの花、ジュニパーとレモンピール。素晴らしいほどの新鮮さ!そして口の中にはタルト。繊細な酸味の生のグースベリー、刈った芝、ハリエニシダのとげ、赤いリンゴ。シーバックソーン、グレープフルーツのわた、シトラホップ、バターシリアル。加水すると、バニラのキス、甘いシリアルとピンクシーソルト。塩味のあるリコリス、野生のミントの葉、子供用医薬品、ライムの皮、エキストラヴァージンオイルで希釈した塩水。フィニッシュは果てしなく海に漂っているかのよう。是非、目を閉じてお楽しみください。。。

ソサエティはどのようにThe Beachcomberを制作したのか

ソサエティのスピリッツマネジャーであるユアン・キャンベルがビーチコマーの制作に関わりました。彼はどのようにこのフレーバープロファイルを更に発展させるかについてこう述べています。

「このビーチコマ―によりスコッチモルトウイスキーにおける、いわゆる険しい土壌から生れる味わいを探検してみたかったのです。このインスピレーションを得るために、私たちのフレーバープロファイルを眺めて、我々は古典的な海岸の特徴を示すブレンデッドモルトを作ってみたいと考えるようになりました。そこで熟成庫を探し回り、我々はキャンベルタウンとハイランドの1st fill のカスクをブレンドの原材料として選択。いくつかの異なるブレンドレシピを作成し、テイスティングパネルに提出しました。そして、12番目に提出したレシピがフルーツを積み込んだ船のニュアンスと海岸を喚起させ、わずかなピート香と共に、このフレーバープロファイルにとって、ふさわしい味わいが誕生したのです」。

あるパネラーは「このバランスさと複雑さが交わった味わいを気に入っています。アルコール度数が50%なので、散歩の際にヒップ・フラスコで持ち歩きたいですね。オイリーで海岸のようであり、ハーブのようで甘味や薬品香、ワクシ―でそして塩辛いミネラルの酸味があります」。とコメントしている。

ブレンドには何のウイスキーが使用されているのか

我々のシングルカスク、シングルモルト同様に、これらのウイスキーがどこであるかは明らかにしておりません。強調すべき、最も重要な要素はブレンデッドモルトのスコッチウイスキー制作において、ソサエティの役割は結果としてメンバーがこのウイスキーから得られる「味わい=フレーバー・プロファイル」であり、このウイスキーがどこの蒸留所であるかを知らしめることではないのです。

なぜ、ザ・スコッチモルトウイスキー・ソサエティはブレンデッドモルトウイスキーを制作したのか

私たちはスコットランドや他エリアの蒸留所から最高のシングルカスクをご提供するように心がけております。同様に、ウイスキーの新しい味わいを追求していく、その経験を得るためのアプローチに対しては、決して消極的な姿勢をとることは致しません。

ぜひ、ソサエティがご提供致します6番目ブレンデッドモルトウイスキー、ザ・ビーチコマ―をこの機会にお楽しみください。

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